« 読書・歴史を動かした女たち | トップページ | 読書・東京裁判(極東国際軍事裁判) »

2017年1月 7日 (土)

93歳でパソコン(mac)を操作する人

1月6日

93歳の元担当していた利用者(A.H氏)を訪問。
在職中は訪問も数分で退出していたが、今日はゆっくりと
お話ができた。
Img_1207
A.H氏は富岡製糸場と関係が深いとは聞いていたが、
そのことについても詳しく聞くことができた。
今は、世界遺産となった富岡製糸場の親会社片倉工業の
元幹部社員だった。当時の富岡製糸場を知るただ一人の
生き証人である。操業停止を決定したメンバーの一人でもあった。
昭和30年代にコンピューターをIBMから導入し各会社へ広め
指導をしたという、草分け的なシステムエンジニアだった。
今でもパソコン操作は日常生活に欠かせないという。例えば
通院前の一週間朝・夕の血圧の記録をグラフにして受診日に
提示する 日常の買い物はネット通販でとか家計簿や
確定申告など金銭管理もしっかりできる。
数年前は、軽い脳梗塞を起こしたとき、ネットで症状を確認し
緊急の通報ボタンを押し、救急搬送されて大事にはならず
後遺症も残らなかった。
話も理路整然として記憶力も抜群で、見た目には介護保険を
利用するに当たらないように思えて、当初はこのような人が
もう何人かいたらさぞケアマネも楽かと思っていた。ところが
2年前、歩行が弱いのでリハビリにデイサービスを利用していたとき
体調が悪化し救急搬送されたと連絡があり、病院に行くと
敗血症と聞き唖然とした。(敗血症とは菌が血管に入り臓器不全を
起こし一夜にして死に至る病気)一人暮らしで家族とは疎遠になっている。
私は、もう死後の対応を考えていて 後見人がいないため
家族への連絡、決定者、保証人などについて所長と包括支援、
区役所を駆け回りながら情報を集め、死亡通知が来ると思っていたら
来なかった。様子を見に行くと話ができる状態に回復していたが
でも在宅生活は無理と思い、ホームや長期療養型などの情報収集をしている。
さらに、数日後はリハビリをしているという報告を受け、車いす生活かもと
福祉用具へ手配していると、1ヶ月半で歩いて退院したと報告を受けた。
あ~この空回りは何だったのかと、ひどい疲れを覚えたことを話したら
「もう今は万全な体制をとっているから大丈夫です」といっていた。
初動対応が早かったし、処置も的確だったことが命を救ったと思っている。
今月は介護保険の更新があるというので、調査の折「自転車に乗って
いるなど言わないでね」と助言して退出した。
Img_1206
今年の初日の出を写真撮影しデイサービスの壁に
掛けていると言っていた。

« 読書・歴史を動かした女たち | トップページ | 読書・東京裁判(極東国際軍事裁判) »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2214523/69142155

この記事へのトラックバック一覧です: 93歳でパソコン(mac)を操作する人:

« 読書・歴史を動かした女たち | トップページ | 読書・東京裁判(極東国際軍事裁判) »